令和4年10月13日(木)、千葉市の幕張メッセにおいて、第38回法人会全国大会が開催されました。 第1部では、キャスター・ジャーナリストの安藤優子氏の「女性がテレビで働くということ」をテーマに 記念講演があり、引き続き、国税庁長官や千葉県知事、千葉市長等を来賓として迎え、 式典が開催されました。主催者挨拶、来賓祝辞の後、税制改正提言の報告や青年部会による 租税教育活動の報告があり、最後に大会宣言が読み上げられました。 令和5年度税制改正スローガン 〇ポストコロナの経済再生と財政健全化を目指し、税財政改革の実現を! 〇適正な負担と給付の重点化・効率化で、持続可能な社会保障制度の確立を! 〇厳しい経営環境を踏まえ、中小企業の活性化に資する税制を! 〇中小企業にとって事業承継は重要な課題。本格的な事業承継税制の創設を! 大 会 宣 言 われわれ法人会は、「税のオピニオンリーダーたる経営者の団体」として、「税制改正に関する提言」や租税教育、企業の税務コンプライアンス向上に資する取組など、税を中心とする活動を積極的に展開しながら、広く社会へ貢献していくこととしている。 新型コロナウイルス感染症により甚大な打撃を受けたわが国経済は、最悪期を脱し、「ウィズコロナ」期に入ったと言われている。しかしながら、急激な物価上昇に見舞われ、先行きの不確実性が急速に増している。 国家的課題である財政健全化は困難を極めている。国債で賄った莫大なコロナ対策費の償還財源について、返済計画を着々と進める欧米諸国がある一方、わが国はこの問題を封印してきた。さらに、先進国で最速スピードの少子高齢化に加え、人口減少という深刻な構造問題も抱えている。将来世代に負担を先送りせず、現世代で解決するよう具体的な方策を早急に策定することが重要である。 地域経済と雇用の担い手である中小企業はわが国経済の礎である。 長期にわたるコロナ禍の影響が依然として残っている上、エネルギーや原材料価格の高騰が重なり、経営環境は一段と厳しさを増している。 健全な経営に取り組んでいる企業が十分に能力を発揮し、その土台が揺らがないよう税財政や金融面での実効性ある対策が不可欠である。 われわれ法人会は、「中小企業の活性化に資する税制」、「事業承継税制の抜本的改革」等を中心とする「税制改正に関する提言」の実現を強く求めるものである。 創設以来、納税意識の向上に努めてきた法人会は、全国の会員企業の総意として、以上宣言する。 令和4年10月13日 全国法人会総連合 全国大会
2022,10,19, Wednesday
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